これまでにもお題にして来た「電磁波」ですが、やはり問題になることが多く無視することのできないテーマです。今回は電磁波の分類と「マスク」が「電磁波」と何かしらの関係を持ち身体に与える影響について今の時点でわかっていることをお話しします。
目次
電磁波とはなんなのか?
まずは電磁波の分類からです。

高周波【電磁波】「電波系」
高周波の代表的な【電磁波】はみなさんお持ちの携帯電話です。高周波の電磁波は多くへ飛ばす目的の周波数となっています。Wifiやブルートゥースなどもこの分類になります。電波の強さは近年3G、4G、5Gなどとどんどん強くなっていっています。無線など昔から使われていて、「何kHz」からが高周波という定量的な定義がないようです。
低周波【電磁波】「家電系」
電気を使う製品には基本的に発生しているのがこちら側の【低周波】の電磁波です。携帯電話などで電波オフモードにしたからといって電磁波が0にならないので電化製品として通電される回路を持っている限り【低周波】の電磁波が発生しているからです。身近なところで影響を受けやすい電化製品としては「電子レンジ」「IHクッキングヒーター」「LED照明」「ホットカーペット」「エアコン」「こたつ」「パソコン」「テレビ」「コンセント」など電気を使いながら近くで操作するものが特に危険です。
鉄塔や新幹線の近くの家などでは、場合によって24時間電子レンジの隣に座ってるのと同じくらい電磁波を受け続けるようなこともあります。
どう避けるべきか?
必要ないものは使わない
これが一番です。徹底している人は電子レンジを家に置かない方もいますね。電子レンジは使っていなくてもコンセントをさしているだけでそこそこの電磁波が発生しています。
どうしても避けられないものがありますが、便利ということだけで使うのであれば、あえて便利でない方を選ぶことも必要なこともあるかもしれませんね。
例をあげれば、ブルートゥースイヤホンです。ブルートゥースは電磁波の中でも微弱な方ですが、使用方法が一番危険です。電磁波の影響を受けやすい頭(頭蓋骨、脳)を挟むようにして使用するわけですから見ているこっちがざわざわしてしまいます。有線のイヤホンでも電磁波は発生するわけですがそれでも何倍もましだと言えるでしょう。
距離が必要
どうしても使用しなければいけない物は、距離を離して使うということです。今や携帯電話は持っていないと仕事もできません。それは仕方ないことですが、「胸ポケットに入れない」「ズボンのポケットに入れない」「カバンに入れて持ち歩く」「通信が必要なければ電源を切る」などのルールが必要です。
そのほかにもパソコンやテレビ、電子レンジなども使用中は近づかないだけでも大きな違いがあります。IHクッキングヒーターに関してはあまり使用しないことをオススメしたいですね。
アースを取る
電化製品にはコンセントに緑色のアース線が付いていることがあります。これをグランドアースさせることで比較的微量の電磁波にすることもできます。
身体にはどのような影響が起こるか?
帯電する(静電気を感じる)
静電気というと「冬に起きやすい」「乾燥肌だとたまりやすい」「繊維の組み合わせで起こりやすい」などがありますが、電磁波を多く受けすぎても溜まります。最近ではスマートウオッチが流行ってますね。スマートウォッチは静電気、「電磁波体内吸収装置」といっても良いかもしれません。体内に金属が入っている方はさらに容赦無くどんどん身体には帯電させます。口腔内や骨折の治療で身体に金属が入っている場合、その金属が静電気(電磁波)のトランジションとなりどんどん身体に入りやすくなります。
そして、悪循環が始まります。帯電している身体は血液の流れが悪くなります。血液の流れが悪いと老廃物が体外に出にくくなりますので、血液はさらに流れが悪くなり、血管内も抵抗が大きくなります。さらに静電気を発生させやすくなり、これが時により慢性化した痛みや病気の原因になっていることがあります。
【専門的】後頭骨の変化(骨盤の歪み)
左半身の血流悪化
専門的な話になりますが、電磁波を受けている(受けやすい)身体は比較的に左半身の血流が悪くなります。それは電磁波を強く受けた場合身体にはある反応が起こるからなのですが、その反応が起こるメカニズムは今の所さっぱりわかりません。(詳しくは右後頭骨のポステリア−スーペリア)同時に骨盤が片側に傾斜し酷い場合は、仙腸関節の片側が離解します。そうなってしまった場合全身に原因不明の痛みや不調が現れ、病院に行くと原因がわからないため難しい名前の難病を与えられてしまいます。(結局のところ根本要因は身体の歪みと仙腸関節の離解ということになりますね)パーキンソンや多発性筋硬化症、線維筋痛症などは関連性が深いと言われています。
受けやすい人、受けにくい人
世の中にはそれを受けやすい人と受けにくい人がいます。誤解なくいうと「受けていても気がつかない人」と「とても影響が出てしまう人」という風に分けるべきかもしれません。
そこには色々な要因が存在しますが、多いのは身体に金属が入っているかどうかというところだと思います。歯の治療でも【銀歯】(アマルガム)や【インプラント】(チタン合金)はまさに金属を身体に埋め込むため「電磁波」にとって入り込みやすいトランジションになっています。【金】はその金属とは違いトランジションになりにくいことがわかっています。しかし、【セラミック】は金属同様電磁波のトランジションになります。(まだ謎が多すぎます)
骨折などで金属を体内に埋め込む場合は現在ではほとんどの場合が「チタン合金」です。これも容赦無く電磁波を体内に取り込むトランジションとなります。
マスクと電磁波
そしてここからが理解に苦しむ内容です。昨年のコロナウィルス問題により世界中でマスクをした生活が常識になりました。それと同時にこれまでと違った身体の反応を見せる依頼者が増えたので色々と研究をさせたいただきましたところ、不織布や布製、ウレタン等関係なく一定のマスクが金属同様に電磁波を身体に取り込んでしまうトランジションになっていることが臨床でわかってきました。なぜだかわかりません。しかし、身体に金属が入っていない方でも身体に合わないマスクをすると電磁波の影響を受けるようになってしまうのです。
私の知る限りでは今の所不織布はエリエール製のマスクが身体に悪影響を与えません。他は色々試しましたがほとんどの布マスクとウレタンマスクは身体に触れるだけで体内に金属が入っているのと同じ状態に変化します。まだ原因不明です。
ニュースでマスクをしているせいで頭痛になる人が急増しているといっていました。内科医もマスクの紐が表情筋や顎筋のコリを作っているからだと説明していますが、相変わらずな診断だなぁと思いながら見ています。
お気づきでしょう。マスクによって電磁波を受けやすくなり後頭骨が変位していることで脳へ行く血流が著しく悪くなっているためだと私は考えています。もちろん後頭骨の変位は骨盤も同時に変位させますので、「在宅ワークで腰痛が増えた」という事も理解ができます。
まとめ
色々な要因が重なっていますが100年前に比べ私たちの生活は明らかに変わってきています。常識も変わってゆくのです。見えない電波で携帯電話に鮮明な写真が送られてくる事、それが常識なのに電磁波によって身体に影響が起こることを常識と思えない人はこれからの時代健やかに生きて行くことができなくなってしまうかもしれませんね。
人類もあるところまで来たのでしょうか?
治療家も100年前の教えのままで良いのでしょうか?
人間の想像した宇宙人とはもしかしたら未来の私たちなのかもしれませんね。
